建物の見せ方、床の飾り方

昨日は、「木造の継ぎ手」をテーマの勉強会。

本題の前にちょっと雑談をすることにしました。

 

先日の比叡山見学で考えていたこと

それを少し言葉に表してみました。

(以下、一部解説)

 

床の間はたった半間の奥行きの壁に

無限の奥行きを表現します。

 

華道の表現にも使う

近景と遠景の関係が

 

「床の間で飾る物」にも

「建物と庭」にも

利用されています。

 

床の間に花や軸を飾ると

そこに「無限」の奥行きが現れます。

 

床の間に洋画は掛けません。

床の間の奥から絵が前に出てきて

床の奥に空間が広がらないから・・・

 

 

最近はしゃべる内容が決まってきてたので、こんな雑談をすることはなかったのですが、

ずいぶん前の頃は、思いつく雑談も勉強会で話してきました。

こういう話もリクエストがあるようなら、これからも雑談から始めるのも良いかもしれません。