この建物は設計事務所さんお施主さまと共に
新しい試みに挑戦した思い出深い木造です。
前々から私達は、柱を少し斜めにすれば、
建物強度が飛躍的に大きくなるのでは?
と、考えておりました。
設計事務所さんから、
緩やかな方流れの
大きな箱のイメージでの教室を 提案された時
伝統木造の基本の考えの屋根で建物の強度を計る
ということでなく、
柱を斜めとして屋根に繋がる関係の構造を
提案しました。
今後もこの形を模索する上で、色々解決するべき問題点も見えて来ましたが、平屋ということで技術的な問題が、お施主さまの不利益になることは無かったと考えています。
前川さん、お施主さまに感謝します。
そして、この建物が末永く、子供達に愛される建物として使い続けて頂けますように。
S教室新築工事12/9-型板製作 斜めの柱を加工するために、
柱や横物の墨付や加工に型板が必要になります。その準備の様子です。
S教室新築工事12/25-追っかけ継 長い桁や横物の為の継手を造っています。
S教室新築工事1/7 柱が斜めということは…ホゾも斜めになりますね。
お施主様と設計事務所さんが加工場に見学に来て頂いた時の写真です。他とどう違うのか、どんな事をしてるのか、説明できることはありがたいことです。
棟上げ時のプログ
S教室新築工事1/21 斜めの柱が建ちました
S教室新築工事~土台と金物 土台の柱の金物
S教室新築工事~斜めの柱と梁 斜めの柱と梁の関係
S教室新築工事~屋根の完成 空間の中の繋梁は吊り梁
S教室新築工事~屋根の完成2 天井の仕上げと断熱の関係
S教室新築工事~最終日 間柱と大引を納めました
メンテナンス 築後1年の点検のようす
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